今日の一句:幼稚園・費用の無償化・遅いんじゃー(;´༎ຶД༎ຶ`)
幼稚園費用の無償化って、何年も前から言ってるのに、いったいいつになったら実現するの?
って思いませんか?
それもそのはず、子ども1人を幼稚園に通わせるだけで、毎月3~4万円の費用がかかります。
幼稚園の返戻金があるとしても、戻ってくるのは入園翌年の2~3月。
所得によっては戻ってこないし…
>>幼稚園の費用、東京都の相場と返ってくるお金について!2019年3月調べ
我が家も子どもたちが幼稚園に言ってる間は、かっつかつでした。
貯金も何もできやしない。
毎月どうやって赤字を補填しようかと、仕事を詰め込みまくってました。
シンママの我が家だけではなく、多くの世帯で子どもが幼稚園時代は家計がたいへん!
ってわけで今回は、幼稚園の無償化の時期と、
無償化って具体的にいくら分を負担してもらえるのか、
などを調べてお伝えしていきますね!
も・く・じ
幼稚園費用の無償化はいつから?
- 幼児教育無償化制度は、2019年10月スタート!
- 2019年4月から、一部スタート!
「マジで、ママの稼ぎの半分は幼稚園に持ってかれてる…」
そんなご家庭に朗報です!
幼児教育無償化制度がスタートするのは「2019年10月」からです。
出典元:内閣府、説明資料
実は2019年4月からはすでに「一部スタート」が始まっており、
この「一部」の対象者は就学前の年長児、つまり「5歳児」の幼児教育となっています。
施策段階では、無償化の全面スタートは「2020年4月」となっていましたが、
消費税の10%引き上げの時期と同じ時期にしようと、2019年10月となったんです。
「まだかなまだかな」と数年思ってたけど、早まってはいたんですね。
どっちにしろ、我が家は間に合わずwwwくやしーです!
幼稚園無償化は、具体的にいくら負担してもらえるの?
- 3~5歳児…完全無償化ではなく、月額25,700円までの補助となります。
25,700円という値段は、私立幼稚園の平均利用額。
通っている幼稚園がこの金額よりも安い保育料であれば「無料」となり、
高ければ「差額分を支払う」という事になります。
預かり保育代は「無償化」してもらえる?
預かり保育を利用する場合…自治体じゃら認められた場合は、
月の補助額が「25,700円⇒37,000円」までに引き上げられます。
又、幼稚園の保育時間は基本的に昼頃までなので、夕方までの保育が必要な場合は、
「預かり保育」を利用します。
幼稚園って5時間くらい…あっという間に帰ってくるんですよね。
もちろんこの場合「別料金」が発生します。
預かり保育が必要な場合は、自治体から「保育が必要」という認定を受ける必要があります!
幼児教育無償化の落とし穴
この「幼稚園費用の無償化」というのは、月額の「保育料」のみです。
幼稚園でかかるその他の費用は含まれません!
- 制服代
- 課外活動費
- 給食費
- その他…
カバン代とか、水筒代とか、上履き代とか…幼稚園には色々お金がかかります。
それらは幼児教育無償化になっても、各家庭でご負担しなきゃいけません。
水筒とか上履きとか靴下とか…何度買い足したことか。
こっちも馬鹿にはなりませんが、それでもやっぱり保育料が無料になるのは嬉しいですよね!
無償化の申請方法は?
幼児教育の無償化には、申請が必要です!
その申請方法は、じつは自治体によって異なります。
- 自治体の市役所の児童支援化に問い合わせ
- 自治体のHPを見る
- 通っている幼稚園に聞く(お知らせが届く)
2019年の10月から…
ってことで、まだまだ自治体レベルで日本全国の足並みがそろってない感じがありますよね笑
自治体によって違うの?
「幼児教育無償化」は、国の政策なので自治体に関係なく、全国の該当する施設で適用されます。
基本的に、
- 0歳児から2歳児…「保育」
- 3歳児から5歳児…「教育」
というくくりになっており、
幼稚園に通う子どもは3歳児から5歳児の年齢になります。
大阪の場合
大阪市は5歳児は平成28年度〜
4歳児は平成29年度〜
3歳児は今年度4月〜完全無償化になってます
大阪市って案外進んでるなぁとこの記事を読んで思いました
ちなみに保育園の保育料も大阪市は3歳児〜約半額になります
意外と子育てしやすい大阪市😆
同じ日本なのに足並み揃わない違和感もあるけど💦 https://t.co/i58I3aqOaD— tama @元損保社員のママブロガー (@tama15964098) May 26, 2019
知り合いのタマさんによると、大阪府はもっと早くから無償化が進んでしたようです!
2019年4月から3歳~は無償化。
2017年から4歳児、2016年から5歳児も無償化だったとか…
大阪に住んでれば、我が家の家計大助かりでした…TT
くぅ…(;´༎ຶД༎ຶ`)
保育園やこども園は無償化になる?
出典元:内閣府、説明資料
保育園や認定こども園も「幼児教育無償化」の対象施設となり、
幼稚園とは補助の形態が異なるので説明します。
- 3歳児~5歳児…完全無償化
- 0歳児~2歳児…「住民税非課税世帯」のみが「完全無償化」
「0歳児から2歳児の未満児」は教育ではなく「保育」というくくりになるので、
ほんとは「幼児教育無償化」の対象外。
しかし「住民税非課税世帯」は、=低所得な家庭ってことだから、無償化になるんです。
よくよく見ると、幼稚園は上限が25,700円までだから、完全無償化じゃないんですよねw
認可外保育園は無償化になる?
ちなみに「認可外保育施設」の場合も月「37,000円」の補助を受けられます。
「幼児教育無償化」の対象です、ばりばり。
長男の時代なんて、扶養範囲内で月に88,000円のバイトして、半分以上認可外保育園料に取られてましたよw
認可外保育施設とは、認証保育園、ベビーホテルやベビーシッターなど、
幅広い施設が対象となり、複数の施設を併用しても上限額までの補助が受けられます。
認可外保育施設に通い、幼児教育無償化の補助を受けるには、
自治体から「保育が必要」という認定を受ける必要があります。
手続き方法も各自治体で異なるので、市役所の児童課に問い合わせてみてください!
認定こども園の1号認定ってなに?
もう一つ、認定こども園には「子育て支援制度」で定められた「1号認定」というものがあります。
1号認定…「共働きでもなく保育の必要はないが、幼児教育を受けさせたい」という家庭のこと
つまり専業主婦のこと!
1号認定でも、幼児教育無償化制度は適用されます!
1号認定は3歳児から5歳児が対象となりますが、
1号認定の場合は、月の補助額は幼稚園と同じ「25,700円」。
1号と普通に幼稚園に通わせるのと…補助額は同じなんですよね。
なぜ、幼児教育を無償化にするのか?
子育て世代からすると「理由なんかどーでもいいから、早く無償化にしてくれ」って感じですが。
調べてみたら、ちょっと気になる部分でもあったので、ざっくりと説明して行きます。
幼児教育を無償化にする理由は大きく分けて、2つです。
- 子育て世代の経済的負担の軽減
- 幼児教育の必要性が重要視されているから
1.子育て世代の経済的負担の軽減
まず1つ目の理由は「子育て世代の家計を助けよう」という事です。
義務教育である小学校や中学校に比べて、
幼稚園や保育園時代の子どもにかかるお金は莫大。
(公立の小中学校に通わせたり、私立の幼稚園や保育園に通わせた場合ね)
「ママの給料の半分を保育料で失う」は、まだいい。
中には「お金が無くて保育施設に通わせてあげられない」というご家庭も。
公団の敷地で1日当てもなくぼんやり過ごす子どももいるんです。
そんな子育て世代の経済的負担を減らすことで、3~5歳の子どもがくまなく、
幼児教育を受けられる環境を作る目的なんですよね。
2.幼児教育の必要性が重要視されているから
現代の幼稚園・保育施設は、質の高い「幼児教育」を提供する場でもあるのです。(もちろん従来の「保育が必要な子」を対象に預かる施設でもあります)
「幼稚園、保育園って働くママやパパに代わって子どもの世話をする場所でしょ?!!」
そんな考えをお持ちの方もまだまだ多いのではないのでしょうか?
一昔前はこの考え方が根強く、「保育士」という立場のイメージも低かったといいます。
(保育士は「国家資格」なのに!)
令和の幼稚園は違います!
令和の保育園は進化しているんです!
質の高い教育ってなに?
「教育=お勉強」って思いますか?ノーノー!
「幼児教育」とは生き抜く力を育てること!
そして生き抜く力を育てるために一番大切なのは、「遊び」です!
もちろん「プリント学習」や「音楽」、
「英語」などのカリキュラムを取り入れている保育施設も多いですが、
根本的に「遊びから生き抜く力を育てる」というのが、幼児教育の大元にあります。
- 他者との関わり方
- 物の貸し借りの仕方
- 自立心の芽生え
- 道具の使い方や、片付け方
- 感性や、表現力が身につく
- 他者の気持ちに寄り添う気持ち
ママやパパが「子どもに覚えて欲しい」と思っていても、どうやって身につくのか不思議なこれらの性質。
実は幼稚園とか保育園で、子どもたちはしっかりと、
こうした「社会で生きる人間性」を教わっているんですよね。
大人になってしまえば「当たり前」と思われる事の「基礎」を、
幼稚園で身につけてるのです。
もちろんこれらは、幼稚園だけじゃなく家庭でも覚えていきます。
が、共働きが主流の現代では、幼稚園や保育園が子どもの成長の大きな助けになることを、国もやっと認めてくれたって感じで、嬉しいですよね、なんか。
…我が家は間に合わなかったけどw
わし結局、幼稚園に150万円くらい払いましたよ…
>>詳しくは「子どもの教育費、大学までの総額!」の記事を!
幼児期にどう人と接するか、どのような環境で育つかというのは、とても大切なこと。
幼稚園無償化によって、幼児教育が全ての子どもに行き渡ると思えば、素晴らしいことだと思います。
さいごに
「幼児教育無償化」について、少しは分かっていただけたでしょうか?!!
この制度が実施されるまで残り数ヶ月となり、(2019年5月現在)
子育て世代にとってはかなりの「救世主」となることは間違いありません。
しかし、対象となる人や、補助額などは施設によって異なるので、
しっかりとした知識を持っていないと「損をしてしまう人」も出てくるでしょう。
補助を受けるには「申請」なども必要となるので、
残りの数ヶ月で知識を深めたり、必要な準備を行うようにしましょう。
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