コロナで収益がダウンした方は、もしかすると2021年の国民健康保険料が安くなるかもしれません!
「政府の対策はスピード感がない」と、コロナ自粛中から多くの不満の声が聞こえましたが、自分に合う減免制度を探して、自分で申請を行うことで暮らしは楽になります!
誰が減免してもらえるの?
前年に比べて3割以上収入が減った世帯だよ(審査の上なので3割以上減でも申請が通らないこともある)
どのくらい国民健康保険料が減るの?
前年の所得が300万以下の人は全額免除もあるんだよ。(条件による)
減免の申請をするのに何が必要?
ここに詳しくまとめたよ♪
今回は、コロナで収入減した方のために、2021年度の国民健康保険料を安くする方法をわかりやすくお伝えしていきますね。
自治体にもよるため、お住いの自治体に必ず確認してください。
また、条件に合っていて、申請すれば必ず減免になるわけではないことを、ご留意ください。
(以下の情報は、私が済む自治体の情報で、あくまでも例えとお考え下さいね)
も・く・じ
国民健康保険料を安くする方法
先日コロナによる収益源を自治体に相談にいったら…「新型コロナウィルス感染症の影響による国民健康保険料減免」を勧められました。
勧められたのは私がひとり親だったからで、普通はわざわざ案内など出さないと言われました(自治体や窓口職員によりけりかも)。
申請の資格
- 新型コロナウィルス感染症により、主たる生計維持者が死亡し又は重篤な傷病を負った場合
- 新型コロナウィルス感染症の影響により、主たる生計維持者の事業収入などの減少が見込まれ、次の要件にすべて該当する場合
…事業収入等(事業収入・不動産収入・山林収入・給与収入のいずれか)の「令和3年収入見込み額」が「令和2年収入額」に比べて3割以上減少する見込みである
…前年度(令和元年)の合計所得額が1,000万円以下である
…減少することが見込まれる事業収入などに係る所得以外の前年(令和2年)の合計所得額が400万円以下である
↑自治体からもらった紙に書かれていましたが、難しいので以下にひも解いてお伝えするとこうなります。↓↓
- コロナの影響で収益が前年より3割、減った
- もしくはコロナに罹患して収益が前年より3割、減った
- 前年度の所得額は1,000万円以下
- 前年度の事業収入以外の所得が400万円以下
とにかくコロナで収益が減ったために、国民健康保険料の支払いが苦しくなった方は、自治体の「国民健康保険課」で問い合わせてみるといいでしょう。
詳しくは「厚生省のコロナ禍による国民健康保険料減免制度について」でご確認くださいね。
どのくらい減免になるか?
対象保険料額 | 減免又は免除の割合(前年合計所得金額による) |
300万円以下 | 全部 |
400万円以下 | 8/10 |
550万円以下 | 6/10 |
750万円以下 | 4/10 |
1000万円以下 | 2/10 |
申請方法
必要書類をそろえて、自治体の国民健康保険課窓口に申請すればOKです。
私の自治体では申請書は全て自宅でDLして記入後⇒郵送で手続きできますよ。
コロナも流行っているし、心配な方は「お住いの市区町村名+国民健康保険+コロナ+減免」で検索し、お住いの自治体の申請方法を確認してみてください。
申請に必要な書類
- 国民健康保険料減免申請書(新型コロナウィルス感染症によるもの)
上記は共通して必要な書類です。
2020年度(前年度)の国民健康保険料減免申請の時は、これに「新型コロナウィルス感染症の影響による国民健康保険料減免に伴う事業収入等申告書」と「申請者の本人確認ができるもの」「印鑑」も必要でしたが、2021年度はより簡略化されました。
お住いの自治体によっては他にも必要なものがあるかもしれないので、事前に確認してくださいね。
以下、ケースによる必要書類を例えとして書きますが、国の制度とはいえ自治体によって違う場合もあるため、必ずお住いの自治体の条件を確認してくださいね。
↓↓自分の状況をしっかりとチェックしてね
死亡診断書、または死亡診断書に準じる医師による証明書のコピー
医師による診断書のコピー
- 令和2年の所得がわかる書類のコピー
- 令和3年の収入状況がわかる書類のコピー
※帳簿類など
- 廃業届などのコピー
- 令和2年の所得がわかる書類のコピー
- 令和3年の収入状況がわかる書類のコピー
- 令和2年の所得がわかる書類のコピー
- 令和3年の収入状況がわかる書類のコピー
- 離職票、退職証明書、雇用保険受給者証などのコピー
必要書類はお住いの自治体の窓口に電話すると、詳しく教えてくれますよ!
いつまでに申請すればいいの?
毎年国民健康保険料は、6月頃に決定して通知が来ます。
その後、2020年度の保険料減免は2021年3月まで申請すればOKだったので、2021年度の国民健康保険料の減免申請も、2022年3月までとなります。
ちなみに自治体によっては、2020年度の国民健康保険料の減免申請も、2021年現在もさかのぼって受け付けてくれる場合もあるため、前年度に減免申請をしていなかった方は、お住いの市役所などに問い合わせてみてください。
2年分の国民健康保険料が減免になれば、かなり生活が楽になります!
国民健康保険料の減免を頼むときの2つの注意点
- 主たる生計者が事業などの廃止や失業した場合には、前年の合計所得金額に関わらず、対象保険料額の全部を免除されます。ただし、会社都合で退職をした「非自発的失業者」には、もともとある「非自発的失業者の国民健康保険料軽減制度」が適用されます。
- 主たる生計者の減収が見込まれる事業収入などの令和2年度の所得が「0円」もしくは「マイナス」の場合は、コロナによる国民健康保険料の減免の対象外となります。
前年度の収入の3割以上減収であるとか、所得に応じた減免額とかに関わらず、失業や廃業の場合は、保険料全額免除と言うことですね。
他にコロナの影響で家計が苦しくなった方は
他にも、シングルマザー向けに、新型コロナウィルス感染症の影響で家計が苦しくなった方向けに、チェックすべき支援金などの情報をまとめたので、こちらの記事もご覧ください。
また、サイトではシングルマザーの家庭の子どもが進学の自由を得られるために、一般的に知られていない子供の進学費用の奨学金制度などをまとめて調べてみたので、そちらもご覧くださいね。
私はお金で幸せになるとは思いません。
幸せの源は家族です。
けど、お金が必要最低限あることで、「お金による不幸はすべてなくなります」。
お金はありすぎても幸せにはなれないけど、ないと必ず不幸が伴います。
そして40年生きてきて思うけど、日本は本当にお金の教育がされていない国です!
お金がないことによる不幸を回避するためには、自分自身で調べまくり、勉強しなくてはならない…。シングルマザーになりたての激貧の時代を思い出すと、シングルマザーにはその「勉強する時間」すらありません。
そのために、少しでも世のシングルマザーの役に立てたらと思い、お得情報をこのサイトにまとめることを始めたんです。
特に新型コロナウィルスで生活が苦しくなった方(私含め)向けの情報は、積極的に調べに行かないとわからないので、参考にしていただけたらと思います。
大変な時代ですが、戦争や不況やバブル崩壊やリーマンショックや…歴史のどこに生まれても大変さはあります。
時代に負けず、払うお金を減らし、しっかりと家計を支えていきましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございました。