母子家庭の医療費について&医療費免除はいつまで?医療費控除と助成についても

母子家庭の医療費免除…どれほど救われていることか!

税金がここに使われているんだと思うと、

道行く人にも感謝の気持ちがわいてくる蓮です、こんにちは!

窓口で500円負担とかの500円も惜しいんですよね…。

蓮、赤い服

毎月飛ぶようにお金が飛んで出て行き、あいかわらず美容院もいけない私ですが。

あ、グチはどーでもいいか笑。

医療費医療費!

そう、母子家庭の医療費は、免除になります!

その期間や申請方法について、以下にお伝えしていきますね!

最近は母子家庭とは言わずに父子家庭も含めて、

「ひとり親家庭の~」という呼び方が多いようですよね、ちなみに。

母子家庭の医療費助成の申請方法

これは健康保険に加入しているママ(パパ)と子どものいる家庭(=ひとり親家庭等)の、

親or子どもが病気やけがで医療機関にかかった場合に、

かかった医療費を自治体が代わって負担してくれる制度です。

母子家庭、医療費免除の申請の流れ

申請方法は簡単に説明すると以下の流れになります。

  1. まず、お住いの自治体へ問い合わせをして、申請に必要な書類を揃える
  2. その後、担当窓口へ行って手続きをする
  3. 審査・手続きを経て申請完了
  4. 医療機関を利用する際に、助成制度が使えるようになる

この制度は、各々の自治体によって助成内容に若干の違いがあります。

離婚したらすぐに、まず市役所の児童課で、めっちゃ詳しく聞きましたよ私!

自治体によって異なる部分
  • 医療費の負担割合…例:全額負担か、一部負担か
  • 所得税課税世帯と非課税世帯どちらも助成される場合、非課税世帯のみ限定で助成される場合
  • 助成してもらえる範囲…例:親子共に全額助成してもらえるか、一部自己負担かなど
  • かかる医療費を自治体が負担してくれるタイミングの違い
    …例:医療機関に受給者証を見せるだけで負担が無しになるパターン、
    …毎月同じ医療機関で3回までは500円自分で支払うがそれ以降は全額助成してくれるパターン、
    …一旦医療機関受診時に自分で支払いするけど後日役所へ申請手続きすれば戻ってくるパターンなど

これってけっこう重要だと思うんです。

ひとり親だから「いえーい!医療費ただ!」と浮かれるんじゃなく、

「この医療費は、税金で払ってくれてるんだ」と気を引き締め、

くれぐれもコンビニ診療しないようになりました、わたし。

母子家庭の医療費助成とは?

東京都新宿区を例としてみていきます。

ここは自治体によっても大差ない部分だと思います。

が、必ずお住まいの自治体の詳細を聞いてくださいね。

受給資格は?

18歳になる年の、最初の3月31日までの児童…

を、監護・養育している方(父母または養育者の方)が、該当します。

つまり、ひとり親医療費助成がもらえるのは、子どもが高校3年生の3月31日まで!ってことですね。

ただし、児童が中度以上の障害を有する時は、20歳未満になります。

受給資格は?
  • 父母が離婚した児童
  • 父または母が死亡した児童
  • 父または母が重度の障害(身体障害者手帳1~2級程度)を有する児童
  • 父または母が生死不明である児童
  • 父または母に引き続き1年以上遺棄されている児童
  • 父または母が裁判所からのDV保護命令を受けた児童
  • 父または母が法令により引き続き1年以上拘禁されている児童
  • 婚姻によらないで出生し、子の父(父子家庭の場合は母)に扶養されていない児童

申請対象外になる場合

  • 生活保護を受給しているとき
  • 申請者及び児童が健康保険に加入していないとき
  • 児童が児童福祉施設等(通園施設等を除く)に入所しているとき
  • 児童が里親に委託されているとき
  • 児童が父(父子家庭の場合は母)と生計を同じくしているとき(父または母が障害による受給を除く)
  • 児童が母(父子家庭の場合は父)の配偶者(事実上の配偶者を含む)と生計を同じくしているとき
蓮、赤い服

つまり、他の手当を受けている人とかは、ひとり親医療費免除を受けられないってことですかね。

※「生計を同じくする」とは

 児童の母(父子家庭の場合は父)が異性の方(元配偶者、事実上の配偶者またはそれに準ずる方)と次の1から3のいずれかの状況にあることをいいます。

  1. 法律上の婚姻関係にあること
  2. 住民票上同一住所地にあること
  3. 住民票上同一住所地になくとも実際に同居しているか、それに準ずる定期的な訪問があり、かつ、定期的に生計の補助を受けている場合

つまり、ママに彼氏が出来て、家に一緒に住んで事実婚の状態であれば、

ひとり親の医療費免除は受けられないってことです。

所得制限があります

申請者及び扶養義務者(同居している直系血族及び兄弟姉妹)の、
前年度中の所得が下の限度額以上の場合、助成制度は受けられません。
前年度中の所得限度額

扶養親族数/ひとり親家庭のママ(パパ)・養育者/養育者・配偶者・扶養義務者の所得制限額

  • 0人/192万円/236万円
  • 1人/230万円/274万円
  • 2人/268万円/312万円
  • 3人/306万円/350万円
  • 4人以上/1人につき38万円を加算した額

※扶養親族数とは、前年度中の所得申告時に申告した扶養親族の人数のこと

※所得額=前年度中の年間収入-(給与所得控除または必要経費)- 控除額(下表参照)

※児童の父または母から養育費の支払いを受けている場合は、その8割を所得に含める

控除額の一覧

控除内容/控除額
  • 一律控除(社会保険料相当)→8万円
  • 雑損・医療費・小規模企業共済等掛金・配偶者特別控除→課税上実控除額
  • 特別障害者控除・特別障害者扶養控除→ 40万円
  • 障害者・勤労学生・障害者扶養控除→ 27万円
  • 老人扶養控除→ 10万円
  • 老人扶養控除(扶養義務者のとき)→ 6万円
  • 寡婦(パパ)控除(みなし適用を含む、申請者がママ(パパ)のときは除く)→27万円
  • 寡婦控除特別加算(みなし適用を含む)申請者がママのときは除く→ 35万円
  • 特定扶養親族(申請者のみ)→ 15万円
  • 公共用地取得による土地代金等の特別控除→内容により控除額が異なります

※参考:新宿区HPhttps://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/file03_04_00005.html

蓮、赤い服

控除は参考までに載せたけど、書いといてなんですが、わたしもちんぷんかんぷん。

毎年税務署の人に、「自分はどれに当たりますか?!!」て何度も聞いちゃったりしてますw

申請に必要な書類一覧&どこでもらえばいい?

必要書類一覧
  1. 申請者(親)と児童(子)の戸籍謄本
    ・戸籍謄本は、申請をする日から1か月以内に交付されたもの
    ・受給資格が「離婚」で、転籍等をして現在の戸籍謄本に離婚の事実の記載がない場合、離婚したことが記載された除籍謄本等も必要2個必要ってことね)
  2. 外国籍の場合。上記に代わるものとして
    ・該当事由のわかる公的書類
    ・婚姻要件具備証明書
  3. 申請者(親)と児童(子)の健康保険証
  4. 住民税課税(非課税)証明書
    ・前年度中の所得・控除・扶養の内容が記載されている区市町村発行の証明書
  5.  父または母若しくは児童が障害を有するときは、「障害認定診断書」※障害の状況により身体障害者手帳、愛の手帳等で診断書に代えることができる場合もあり
  6. 児童扶養手当を受給している方は、「児童扶養手当証書」
  7. 個人番号(マイナンバー)がわかるもの(申請者、支給対象児童及び扶養義務者等)など、申請者の身元を確認できるもの
  8. その他申請者(親)と児童(子)の状況等によって、調査書等の提出が必要な場合あり
    各書類はどこでもらうのか
    1. 申請者(親)と児童(子)の戸籍謄本 → 本籍地のある市区町村役所
    2. 外国籍の場合は上記に代わるものとして
      ・該当事由のわかる公的書類
      ・婚姻要件具備証明書 → 駐日大使館や領事館で取得
    3. 申請者(親)と児童(子)の健康保険証 → 市役所
    4. 住民税課税(非課税)証明書 → 「その年の1月1日時点に住所を置いていた自治体」で発行
    5.  父または母若しくは児童が障害を有するときは、「障害認定診断書」→ 認定を受けた病院
      ・身体障害者手帳、愛の手帳等→ →各自治体窓口
    6. 児童扶養手当を受給している方は、「児童扶養手当証書」→ 各自治体窓口
    7. 個人番号(マイナンバー)がわかるもの(申請者、支給対象児童及び扶養義務者等)・申請者の身元を確認できるもの → 手元にあるでしょ?
    8. その他申請者(親)と児童(子)の状況等によって、調査書等の提出が必要な場合もあり

    自治体により申請時の必要書類も若干違いがありますので、

    事前に電話などでお住いの自治体に確認してください。

    ※参考:新宿区HPhttps://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/file03_04_00005.html

    申請手順を順番でせつめい!

    ひとり親医療費免除の申請手順
    1. 事前に電話または窓口でお住いの自治体へ問い合わせ確認!
    2. 必要書類を揃えたのち、担当窓口にて申請手続きをする
    3. 手続き完了(新宿区の場合は、申請したその日から助成の対象になります)
    蓮、赤い服

    ※自治体によっては、申請してから助成が認められるまで数ヶ月かかってしまう場合もあるので確認してください。

    ※印鑑・マイナンバーカードをお忘れなく!

    ※新宿区では郵送での受付はしてもらえません。

    ※参考:新宿区HPhttps://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/file03_04_00005.html

    毎年申請しなきゃいけない?毎年の申請方法は?

    ひとり親家庭の医療費助成は、現況届の提出を求められる場合が多いようです。

    申請時期は各自治体にりますが、

    • 児童扶養手当の現況届と一緒に手続きをしてくれる場合(主に8月)
    • 秋口(10~11月)に現況届を個別に提出する場合

    が多くありました。

    また毎年現況届を出す必要がある自治体もあれば、そうではないところもあります。

    自治体によって異なるため、必ず確認をしてください。

    ここでは参考までに、神奈川県平塚市のケースをご紹介します。

    ひとり親家庭医療費助成申請 現況届(神奈川県平塚市)

    すでにこの医療費助成制度を受けている場合、毎年11月に現況届の提出が必要。

    対象者には事前に郵送で通知が届きます。

    児童扶養手当を受給されている場合は、現況届の提出は不要です。

    • 受付期間:11月1日から11月30日まで(土日、祝日を除く)
    • 提出方法:窓口または郵送にて提出
    • 提出先:平塚市役所こども家庭課児童手当・医療担当(本館1階102番窓口)

    参考:神奈川県平塚市 http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kodomo/page-c_03173.html

    私の場合

    私の住んでるとこは、毎年8月に現況届けの提出です!

    蓮、赤い服

    6月くらいに離婚したら、離婚後にひとり親医療費免除を申請して、8月にスグ現況届け。

    いっそがしいなぁ…と思ってました。

    けど、離婚後に再婚したり、所得が増えたりする場合もあるし、

    税金が均等に困っている人に行き渡るためにも、毎年の現況届けは必要だと思いました。

    ママも医療費免除になるの?

    この制度はひとり親であるママ(パパ)も医療費が免除になります。

    ただし生活保護を受けている方は対象外となります。

    また、児童扶養手当に準じた所得制限がある場合が多いです。

    どの程度、医療費が免除になるのか?についても自治体によって異なります。

    ここでは北海道札幌市と広島県呉市の例をご紹介しますね。

    北海道札幌市の場合

    子供は入院・入院外とも、母親または父親は入院のみ、

    医療機関にかかった時の医療費のうち保険診療の自己負担額(1割~3割)を助成

    ただし、子供の年齢、生計を主として維持する人の住民税課税状況、

    入院と入院外および初診時の区分により、一部負担金が発生する。

    その場合は医療機関の窓口で支払いする。

    参考:札幌市HP https://www.city.sapporo.jp/hoken-iryo/iryojosei/hitorioya.html

    北海道札幌市では子供は入院と入院以外の病院受診や通院の場合も助成してもらえますが、

    ママ(パパ)は入院の時のみ助成(=通院時は助成なし)となります。

    広島県呉市の場合

    対象となるのは、つぎの要件を全て満たすひとり親家庭です。

    1. 呉市に居住
    2. 国民健康保険又は各種社会保険に加入
    3. 18歳に達する日以降の最初の3月31日までの児童を扶養している
    4. 世帯全員(同居する扶養義務者全員)の所得税が非課税

    参考:広島県呉市くれ子育てネット http://www.kure-kosodate.com/docs/2011011100038/

    広島県呉市では所得の制限で区分するのではなく、一律所得税非課税世帯のみ対象となります。

    母子家庭の医療費免除はいつまで?

    母子家庭の医療費免除は、子どもが18歳に達する日以降の最初の3月31日までです。

    ※ただし、中程度以上の障害がある場合または高等学校等に在学中の場合は20歳未満までとなります。

    対象児童が受給資格を失うとママ(パパ)、養育者の資格もなくなります。

    また、資格がなくなったあとに助成した医療費は、後日返還する必要がでてきます。

    医療費控除について

    よく「医療費控除」と「医療費助成」を混同される方がいるのですが(わたしw)、

    それぞれまったく別の制度なんですよ。

    ここでは医療費控除について簡単に説明します。

    医療費の控除とは?

    その年の1月1日~12月31日の間に自分・配偶者・親族のために医療費を支払った場合、

    その支払った医療費が一定額を超えるとき、

    その額を基に計算される金額の所得控除を受けることができる制度です。

    ※この時の配偶者と親族は、生計を共にしていることが条件です

    ※未払いの医療費については、実際に支払った年に申告すれば控除の対象になります

    医療費控除の対象となる金額

    医療費控除の対象となる金額は、下の計算式で計算した金額です。(最高は200万円)

    医療費控除計算式:(実際に支払った医療費の合計額)-(保険金などで補てんされる金額)-(10万円)

    ※保険金などで補てんされる金額とは?

    →例:生命保険契約などで支給される入院費給付金、健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金など

    母子家庭の医療費助成制度とは全く別のモノ

    医療費控除の制度は、母子家庭の医療費助成制度とはまったく別のモノです。

    • ひとり親家庭対象の医療費助成制度:医療費そのものを自治体が負担してくれる制度
    • 医療費控除:自分で実際に支払った医療費が一定額を超えた場合に、申告すればその分だけ納める税金を少なくしてくれる制度

    なので混同しないよう注意しましょう。

    さいごに

    ひとり親になったら、実家も遠いわたしは、きっと孤独を感じるだろうと思っていました。

    けど、離婚後手続きで、児童扶養手当や、ひとり親医療費免除制度のことを知り、ふと思ったんです。

    これらの手当や免除は、みんなの税金から支払われているんだと。

    社会全体で、シングル家庭を助けてくれているんだと。

    いつからこうした制度が出来たのかわからないけど、

    私も今まで知らない間にどこかのシンママを税金で支えており、

    今度は自分が支えられる立場に。

    こうした助け合いの制度があって、本当に助かっています。

    本当に、感謝しています!