Googleアプデでダメージを受けたサイト…収益が激減して落ち込まれている方。
また、これからブログ記事を書いて収益を得ようとする方のために、2018年頃から始まったGoogleの怒涛のアプデに関して調べてみました。
Google先生はちゃんとアプデの影響を受けないサイトの作り方を、配信してくれてるんですよね。
英語ページだったので翻訳してお伝えしていきまーす。
も・く・じ
GoogleのアプデでPVが急に下がった…
2018年に何度か?2019年3月と6月…そして8月にも?
Googleのアップデートがあり、それによって検索順位の大幅変動が起きたと言われています。
私の周囲でも「アプデダメージ」を受けた人が多数。
アナリティクス画像を見せてもらうと、みごとにがくーんと検索数が下がってたりします。
これは「よくあること」です。
「どうしよう、もうブログで稼ぐ道も閉ざされたから、別の道を探そう…」と諦める方もいるのですが、ちょっと待って。
Google先生は、アプデでPVが下がる=そのサイトが終わり、ってわけじゃないよ~と言ってますよ。
改善点を直せば、まだまだ立ち直るチャンスはあるって事です!
何が悪かった?
There’s nothing wrong with pages that may perform less well in a core update. They haven’t violated our webmaster guidelines nor been subjected to a manual or algorithmic action, as can happen to pages that do violate those guidelines. In fact, there’s nothing in a core update that targets specific pages or sites. Instead, the changes are about improving how our systems assess content overall. These changes may cause some pages that were previously under-rewarded to do better.
One way to think of how a core update operates is to imagine you made a list of the top 100 movies in 2015. A few years later in 2019, you refresh the list. It’s going to naturally change. Some new and wonderful movies that never existed before will now be candidates for inclusion. You might also reassess some films and realize they deserved a higher place on the list than they had before.
The list will change, and films previously higher on the list that move down aren’t bad. There are simply more deserving films that are coming before them.
引用元:グーグルオフィシャルサイト
はい、Google先生おっしゃってます。
「アプデでPV下がったサイトに、何も問題ないで~」って。以下、上記Google先生の手紙をわたしなりに訳してみました。
アプデでパフォーマンスが低下したページに、別に問題ないで。「ウェブマスター向けガイドライン」に違反して、パフォーマンスが低下したわけじゃないしね。
特定のサイトやページをターゲットにしたコアアプデは、やってないで。ただ、システムがコンテンツ全体を評価する方法を改善したから、弱くていいコンテンツのサイトは上にいく可能性あり。(逆もまた然りって事)
例えば…2015年の人気映画リストの記事は、2019年には役に立たないから順位が下がるでしょ?そーゆーこと。新しいものが上に行くチャンスが増えるんだよ。そして古い映画リストは、順位が下がるって事なんだよ。
だいたいこんな感じの事が書いてあります。
どっちかっていうと、サイト初心者で今まで「稼げない…」って言ってた人に、チャンスのあるアプデだと思うんですよ。ドメインパワーが弱くても、いい記事内容ならば上位表示するで!って事だからね。
んじゃ、アプデの影響を受けずに上位にい続けるサイトにするにはどうすればいいの?ってとこが気になりますよね。
はい、どーん!そこもGoogle先生、答えをくれています!
Googleアプデの影響を受けにくいサイトとは?
コンテンツの品質はどーすればいい?
Content and quality questions
- Does the content provide original information, reporting, research or analysis?
- Does the content provide a substantial, complete or comprehensive description of the topic?
- Does the content provide insightful analysis or interesting information that is beyond obvious?
- If the content draws on other sources, does it avoid simply copying or rewriting those sources and instead provide substantial additional value and originality?
- Does the headline and/or page title provide a descriptive, helpful summary of the content?
- Does the headline and/or page title avoid being exaggerating or shocking in nature?
- Is this the sort of page you’d want to bookmark, share with a friend, or recommend?
- Would you expect to see this content in or referenced by a printed magazine, encyclopedia or book?
引用元:グーグルオフィシャルサイト
直訳していくと、おのずとどんなサイト作りがいいのかわかってくるのですが、上記の本文は「?」で質問形式で書かれてるんですよ、なぜか。
「?」で書かれてるから、内容がわかりにくい(笑)。
読んでくださってる皆様に直接「どういうサイトを作るか?」のヒントをお伝えするために、ちょっと書き直して訳してみますね。
直訳じゃなく、私の解釈も入ってることと、それが間違ってる可能性があることも、あらかじめご了承ください。
- 記事内容はオリジナルの情報・報告・調査・分析をする
- 記事のトピック(主題)に関する実質的で包括的な説明をする
- 洞察力にとんだ分析&興味深い情報を提供している
- 他のサイトから内容を拝借した場合、コピペは厳禁!そこにオリジナル要素を付加する
- 見出しやページタイトルは、内容を説明する要約にする
- 見出しやページタイトルは誇張や衝撃を与えないようにする
- ブクマや友だちと共有をおすすめしたいページにする
- 書籍や百科事典、雑誌や本で、その記事を参照する価値を持つ
ふっふっふ…無茶言うなよ、Googleさん…って感じだけど、まぁ、わかるw
「いい」とわかっててもすべてを網羅して書いてくのは難しいですよね。
ただね。ピックアップするとすれば「オリジナル性」と「ユーザーの役に立つ記事かどうか」です。
記事やサイトに「オリジナル性」と「ユーザーの役に立つ記事かどうか」があれば、Googleアプデの影響に左右されない強いサイト作りができると思います!
専門性については?
Expertise questions
- Does the content present information in a way that makes you want to trust it, such as clear sourcing, evidence of the expertise involved, background about the author or the site that publishes it, such as through links to an author page or a site’s About page?
- If you researched the site producing the content, would you come away with an impression that it is well-trusted or widely-recognized as an authority on its topic?
- Is this content written by an expert or enthusiast who demonstrably knows the topic well?
- Is the content free from easily-verified factual errors?
- Would you feel comfortable trusting this content for issues relating to your money or your life?
引用元:グーグルオフィシャルサイト
こっちも同様に、「どういうサイトを作っていけばいいのか?」の回答として、翻訳をしていきますね。直訳でないことをあらかじめご了承ください。
- 記事は、明確な情報源・関係する専門知識の証拠・著者や他サイトなど、信頼できる方法で情報を提示する
- その記事を見たとき、トピック(主題)に関する信頼性を高く持つ
- 詳しい専門家や愛好家によって書く(自分の詳しい分野について書く)
- 記事内容に間違いがない
- 記事内容を信頼して安心できるものにする(お金や人生をかけて、安心できるサイトを作ってると断言できる?)
専門家によるサイトは、安心安定ですね、やっぱり。
ただ、自分の詳しい分野について書くって点では、幅広く多くの人にチャンスがあると思います。
例えば子育てなら、経験者の話が一番ですもんね。
自分の仕事に関することとかも然り。自分が詳しくて、内容に自信が持てることを書いていけば、おのずとユーザー満足度もあがり、Googleアプデの影響を受けにくくなるということです。
医療関係の資格を持っている方とか、そういう意味ではすごく有利…って思いますか?
まぁ、有利は有利ですが、私は資格などほぼ持ってませんが、それでも収益は維持しています。アプデの影響もうけていません。
違いは何か?
それは、信頼性の高い内容を書いているからです。つまり、実体験したことだけを書いているんです。
事実、私の記事の稼ぎ頭は「美容系記事」がほとんどです。美容品販売とかの経験があるわけじゃなく、実際に自分が使って効果をしっかりと実感できているものだけを紹介しています。
それも、詳しく画像も載せて。
うそを書いていない。商品を売ろうとしてるのではなく、いい商品を紹介したい。この商品について、買う買わないを多くの人に平等にジャッジしてほしい。そんな気持ちで記事を書いています。
これならば「医療関係」「弁護士」とかの難しい資格入りませんよね。
「ユーザーのためのうそのない記事」こそが、Googleアプデの影響を受けにくい記事なのだと、改めて思いました。
記事作成に関する注意点
Presentation and production questions
- Is the content free from spelling or stylistic issues?
- Was the content produced well, or does it appear sloppy or hastily produced?
- Is the content mass-produced by or outsourced to a large number of creators, or spread across a large network of sites, so that individual pages or sites don’t get as much attention or care?
- Does the content have an excessive amount of ads that distract from or interfere with the main content?
- Does content display well for mobile devices when viewed on them?
引用元:グーグルオフィシャルサイト
ここは、元Webライターとして私が自然と身に着けていた部分。
ブロガーやアフィリエータ―を自分でやり始めるのは大いに結構。
ただ、その前の練習期間としてWebライターを強くおすすめする根拠は、Googleの提示する「いいサイト作り」の習慣が、自然と身につくからです!
>>Webライターになるには?主婦が未経験から月収30万円になった道のり
記事作成のときについつい「まぁいいや、このくらい」と見過ごしている人も多いですが、ココはすごく重要な部分だと思いますよ。
- スペルや誤字脱字をなくす
- だらしなく、急いで書いた印象はない?
- 外注化で大量生産して、ネットに同等サイトが氾濫してない?
- 広告がべたべた貼られてて、記事内容が読みにくくなってない?
- スマホでちゃんと表示されてるか確認する(改行)
>>ブログの改行ってそんなに重要?SEO有利になるって本当?
の記事でもくどくどくどくど書いちゃったけど、Google先生も「きちんとしたコンテンツ」をめっちゃ重視しています。
適当とか、「なんとなく」とか、「外注任せ」とか絶対にやめた方がいい!
ブログで稼ぎたいのであれば、自分で汗水を流して自分でブログ記事に魂を注ぎ込むんです!
ブログにはその価値がありますから!
ただ…Google先生にも一言物申したいです…
「広告で記事が読みにくくなってないか?」の部分だけど…「自動広告じゃま!」ってとき…たまにありますよ…?
ライバル記事との比較について
Comparative questions
- Does the content provide substantial value when compared to other pages in search results?
- Does the content seem to be serving the genuine interests of visitors to the site or does it seem to exist solely by someone attempting to guess what might rank well in search engines?
引用元:グーグルオフィシャルサイト
今まで私はライバルチェックをあまりせずに来たけど…これを読んで、今後はしっかりとライバルチェックをしていこうと思いました!
- ライバルサイトと比較した場合、あなたの記事は価値を提供しているか?
- あなたの記事は、ユーザーの純粋な利益に貢献しているか?それとも上位に行くためだけに作られたものですか?
これらの内容をよんで、今までの記事ぜんぶを書き直したい衝動に駆られる私です…
2018年、わたしがブログを始めた当初、ライバル記事は「完全外注化自動販売機」みたいな記事が多数上位にいて、はっきりいって「チェックするだけ時間の無駄」だったんですよ。
自分が書くコンテンツ内容に信頼と自信があれば、ライバルチェックの時間はまるまる省くことができたんです。
忙しいシンママ生活だったのもあり、ライバルチェックはせずとも大丈夫、と省いていました。
が、今回のGoogle先生の発表を見て、昔見過ごしてきたライバルチェックにひしひしと必要性を感じるようになってきました…
これからはライバル記事も「実力者」だけが残るように。うかうかしていたら、弱小サイトの記事など簡単に下位にさがります。
そうならないために、今後はライバルチェックをしっかりとして、ライバルよりも「価値の提供」と「ユーザーのためになる」サイト作りを心がけます!心がけましょう!
Googleアプデの影響を受けないサイトの作り方
「コンテンツの品質」「専門性」「記事作成に関する注意点」「ライバル記事との比較」の4つの項目で大事なことを言ってきましたが…
まとめます!
要約してまとめたものが以下の通り!Googleの公式サイトに書かれた英文の直訳でないことを、あらかじめご了承くださいね。
- オリジナルな内容の記事であること!
- トピックの基本情報を盛り込む
- ユーザーに興味深いオリジナルで役に立つ内容であること
- 他サイトからのコピペは厳禁!ただし、専門性の高い分野からの引用は信頼性が高まりGOOD
- 見出しやページタイトルは記事内容を要約したもの。誇張や衝撃的なものはよくない
- 人にすすめる価値をもち、辞書や雑誌のように読む価値のある内容であること
- 自分の専門分野・詳しい分野の記事を書く
- 記事内容に間違いがなく、記事内容に人生をかけて責任を持つ
- 誤字脱字がなく、てきとうな印象を持たない記事を書く
- 外注化の自動販売機サイトはよくない
- 広告貼り過ぎもダメ。
- スマホで読みやすく表示されているか?をチェック
- ライバルサイトと比較して、ユーザー満足度が高く価値を見出せるか?
2018年、わたしがブログを始めたときは…
たくさんいました。「俺自動販売機で稼いでいます!」っていう適当な、Googleのいうところの「だらしのない」サイトが。
なんでこのサイトが上位なの?ってサイトがたくさんあったんです。
そうしたサイトがどんどんGoogleアプデでダメージを受けて上位を明け渡してくれるのは、後発組にはすごくチャンスだと私は考えます!
ブログがぜんぜん収益が上がらない…
って方は、是非これらの内容を盛り込んで、記事作成を続けてみてください!
記事が上位に行く可能性は、まだまだあると思います!
さいごに
ブログ記事を作成することは面白いですよね。
私はシングルになったときに、家計が苦しくて、長男に習い事を1個辞めてもらいました。次男の幼稚園グッズは全ておさがり。子どもたちは何も感じていないように見えたけど、私は悔しかった。なぜ親の勝手な離婚で、子どもにしわ寄せがいくのかと。
子どもたちはお金だけを求めてるわけじゃないです。愛情があればいいと思う。
けど、離婚して生活が困窮して、子どもの生活に影響が広がるのが、悔しくて悔しくて母と同時に稼ぐ経済力のない自分を許せませんでした。
その時に始めたブログ運営。
ライバルサイトも強豪もすごくて、実力者ばかり。サイトがきれいだったりデザインがオシャレだったり有資格者の説得力ある内容だったり。
でも誰も、私ほどくらいついていないはずだ、と自分に言い聞かせていました。
「子どもの生活を困窮させないために」と、私ほど悔しさを抱えて貪欲に上に行こうともがいていないと思いました。
頭のいい人が分析やらツールやら外注化の自動販売機やらで「なんだ、稼ぐのチョロいじゃん」とやってるのをみて、「この人らは私ほど本気じゃない」と思っていました。
もちろんみんな人生にいろんな事情を抱えてもがいて頑張っている方たち。私にどうこう言うことはできません。
ただ、負けないために、上に行くために、珍しく貪欲を自分の中から絞り出すために。駆け上るために、闘争心を奮い起こすためにそう思っていたんです。
2019年3月のアプデでライバルと思っていた強豪サイトがどこかに飛んで、「ふ」と肩の力を抜くことができました。
「ライバルより上に行く」という闘争心が落ち着いて、やっと戦略としてブログを冷静に見ることができるようになったんです。
そして改めて、ブログを書く上で自分の中心にすえるのは、「負けない」とか「勝ちたい」とか「稼ぎたい」ではなく、「ユーザーの役に立つ記事を書きたい」って事に集中していこうって思えました。
私の書いたこの記事を、いつか子どもたちも見るかもしれない。
その時に、子どもたちの役に立つような記事でありたいと、強く願います。
ってわけで、これから山のようなリライトを頑張りまーす!
みんなも頑張れ!