コロナ禍により生活が困窮しているひとり親世帯向けに、3回目の給付金の発表がありました。
そこで今回は、「ひとり親の給付金、3回目はいつもらえるの?」を中心に、疑問点をまとめてみました。
この給付金は正しくは「子育て世帯生活支援特別給付金」と名がつきます。つまり、ひとり親だけではなく、ふたり親も対象となる制度なので、ふたり親向けの情報も調べてみたので、参考にしてくださいね。
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も・く・じ
ひとり親・給付金【3回目】誰がもらえる?条件は?
- 令和3年4月分の【児童扶養手当】の支給を受けている方(「養育者」も対象)
- 公的年金(遺族年金・障害年金・老齢年金・労災年金・遺族補償)を受給しているため、令和3年4月分の児童扶養手当の支給を受けていない方(※詳細はこちら)
- 令和3年4月分の児童扶養手当は受給していないが、新型コロナウィルス感染症の影響を受けて、家計が急変し、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準になっている方
要するに、ひとり親給付金の3回目を受けられるのは、「児童扶養手当を受ける水準の、子どものいるひとり親世帯」と言うことです。
1番,2番はともかく、3番は今回のコロナ禍により該当者も増えたと思うので、生活の苦しいひとり親の方は「こちら」の流れで申請をおすすめいたします。
ひとり親【給付金】3回目はいつ?
ひとり親の給付金、3回目がいつもらえるのか調べてみました。上の対象者の中でも、もらえる時期が違います。
- ①…可能な限り令和3年5月までに支給
- ②③…可能な限り速やかに支給
「なんでもらえる時期に差があるのよ」と思われるかもしれませんが、仕方ありません。もともと児童扶養手当を支給している世帯には、「児童扶養手当を支給するとき一緒に上乗せして支給」ができます。自治体への通達や行動がとてもやりやすいから早いんです。
けど、②③に関しては、「今から急いで審査をしなければならない」ため、支給はその分遅れが出るんです。
コロナ禍が始まってから、政府の旗振りの遅さを指摘する声は多数ありますが、私はこのサイト運営を通して、政府や自治体の方々が一生懸命、制度を作っていると知りました。できる限り早く、困窮世帯を助けたい思いをもって、制度構築を急いでくれていると感じます。
いくらもらえる?
「子育て世帯生活支援特別給付金」(令和3年5月給付予定のもの)は、児童一人当たり一律5万円です。
もらえるための手続き方法
この記事を書いている2021年4月13日時点で、上の図の②③に該当する方の申請方法は未定です。②は該当者さんかどうかの確認がしやすいため、問題はないと思います。問題は③の方の申請方法ですよね。
現時点でわかっているのは以下の2点です。
- 申請先窓口…市区町村の役場
- 収入減少の証明書類…令和2年2月以降で、一番低い月の収入に12をかけたものが「令和2年の見込み収入」となり、その数値が児童扶養手当を受ける水準と同じくらいであれば、審査対象となる。
令和2年の2月以降の収入に波があったとしても、一番低い月の収益✖12か月分が「見込み収入」となるため、対象世帯の幅は広がると思います。
最新情報は「自分の住んでいる自治体」と「子育て世帯生活支援特別給付金」で検索してください。自治体差がありますが、早いところはそろそろ申請方法が乗り始めますから!
ふたり親への給付金は?
菅首相が、令和3年3月に発表した「子育て世帯生活支援特別給付金」のうち、ふたり親世帯への給付が7月以降になりそうだと言われています。5月を目安にひとり親の対象世帯への給付がスタートする予定ですが、その申請方法も未定部分が多いため、対象の世帯を確定して支給するまでの制度作りに時間がかかっています。
収入が減少したことを証明する申請内容などは、これから決まり、決まるごとに各自治体のホームページで告知があると思います。
この制度も、自治体によって給付期間に差が出そうなので、疑問点はお住いの自治体に問い合わせてみましょう。
ひとり親の給付金【3回目】はいつ?まとめ
もらえるのはこの①~③に該当する方です。
金額は、児童1人に対して一律5万円です。
支給開始時期は、①は五月までを予定しており、②③は自治体にもよるが、制度構築中なのでなるべく早く給付できるようにするとのことです。
①は申請いらず、②③の申請方法や内容は、今後決定し、各自治体のHPで発表するとのことです。窓口は、市区町村の役所になります。
ふたり親への同じ給付金の時期は未定ですが、7月以降との見通しです。制度の内容も構築中です。
他にも、ひとり親になったらもらえるお金やサービスがいくつかあるので、こちらの記事も参考にしてください。