ワンオペ育児の果てに離婚した蓮です、こんにちは!
今回は世の「家事したくない夫さま」たちへの記事です。
厳密に言うと「家事はしたくない。育児も嫁に任したほうが上手くいきそう。けど離婚したくない。」
って方々へのアドバイスです。
【私にどうしろと?】
夫「家計が苦しい」
私「私も働くわ」
夫「は?じゃあ家事どうするの?」
私「分担しようよ」
夫「俺は家事できない」
私「じゃあ私は働けないね」
夫「は?じゃあ家計はどーすんの?」
「は?じゃあどーすんの?」は私のセリフ。
— カサンドラ✡もち子 (@gVgJxlQfAKqVHcD) 2018年3月2日
これは決して甘えやわがままではなく、現代男性の自然の思考だとも思います。
時代が「家父長制」から「家事育児分担があたりまえ」の時代に変換してる途中ですから、
対応できずに困ってるのは、
女たちだけじゃなく男も同様。
家事も育児も、自分のペースでは十分手伝っているのに、嫁が不機嫌だ…なんで?
どうすればいいの?
家事育児手伝わない、もしくは手伝ってるのに嫁が不機嫌で困ってる男性は、以下の解決策を実践してください。
そうすれば、ほぼ間違いなく家庭は上手く回り始めます!
も・く・じ
男性はそもそも家事が苦手
男性ってそもそも家事が苦手じゃないですか?
育児に関しては、妊娠してるしてないで、子どもへの対応が違うっていうから、不慣れで当然。
子どもと積極的に関わっていくことで、徐々に慣れていけばOKだと思います。
しかし家事に関しては…
元夫は離婚前はたまーに手伝ってはくれてたけど…
「何でココまで効率が悪いんだろう?(´σ `)??」と結婚生活の中で謎に思うくらいの家事の不出来。
子どもの頃の環境が原因?
いま子育て真っ最中だけど、周りをみても、女の子ってママの真似して、小さいうちから家事を手伝う子が多い気がします。
小さい頃から包丁をもって調理したがったりね。
自然と家事を教わる機会が多いんだと思う。
逆に男の子は、パパの真似して、テレビ&ゲーム&たべる専門?
男の子が積極的に自分から、家事を手伝うイメージがあまりわかない。
「男の子だからいいか」と、ママも積極的に家事を教えなそうな気がしませんか?
男性の家事炊事苦手は、こうした教育が原因だと思ってます。
だから、結婚後奥さんを手伝っても「出来てないね」と言われることが多いんじゃないかな。
奥さんは、夫の家事に「できてない」と感じることが多い
まぁ男性の育休、夫の能力にもよるかなと思う。はっきり言って家事できない(ってかする気がない)やつに家にいてもらっても邪魔なだけだし、やっぱりそれぞれの家庭によるよね。私は家事育児共同で出来る相手と結婚したからなぁ。
— kυru (@p_n1234) 2016年2月14日
上のツイッターの意見はわかりやすいですね。
「男性育児休暇が一般的になったところで、家で家事しない夫がいるだけだと、単純に奥さんの負担増えるだけじゃないか」って話し。
男性がわの意見を聞くと「俺は家事を手伝っている」という人が多い。
にも関わらず…
世の中には、奥さん目線で「家事できてない」と感じる男性が非常に多い!
この逆転現象の原因はなんでしょうか?
コレには、奥さん側の原因も挙げられます。
奥さんから見て「できてる」レベルはかなりハードル高い
奥さんは、基本「自分のやり直しのいらないレベルの家事をやってほしい」んですよ。
旦那さんは、「適当に表面だけやって、細かいとこは奥さんに任せよう」が多いんですよ。
つまり、奥さんからすると…
- 料理だけされて後片付けがされていない。
- 食器を洗われて、三角コーナーや排水溝のネットが替えてない。
- 風呂をスポンジでさーっと磨かれて、排水溝のゴミがそのまま。
- ゴミを捨てられて、替わりのゴミ袋がゴミ箱にセットされていない。
- 靴並べられて、玄関をはかれない。
- 掃除機をかけて、掃除機の中のたまったゴミフィルターが交換されていない。
こんな感じでしょうか。
「やってくれてありがとう!」と持ち上げないと、前半部分すらやらなくなるからお礼は言うけど…
汚れ仕事はわたし専門?
で、イクメン気取り?
って、家事やってもらってるにも関わらず、イラッとくるんですよ、なんか。
今日のサザエさんのマスオさんの家事できないっぷりをふと犬夜叉と新一に置き換えたら、むちゃくちゃ萌えることに気付いた
一生懸命やるけど家事できない夫、帰ってきた妻にダッシュで駆け寄って安堵する夫、ラスト新聞紙の下に隠れる夫ww最高やん!— もとび (@mtb_umk) 2015年3月15日
それでも毎日上記の家事を夫がやってくれたら助かります。
すごくすごく助かるし、ありがたい!
けど、夫が家事やるの、我が家の場合は「気が向いた週末」のみでした。
つまり、月に2~3回。
そして摩訶不思議なことに、「俺は妻を手伝っている」と思い込まれていました。
はぁ?(ꐦ°д°)
「自分は家事ができていない」と認める
夫は家事できない人なので、私が仕事始めても私だけこなさなきゃいけないタスクがぐんと増えるにも関わらずどう頑張ったって夫より給料安いの分かりきってるのにそんなの知るか働け働け言ってくるおっさんの鼻が腐ってその汁が口に入っちゃいますように。
— もすこ (@mosumosu) 2014年12月3日
わたしこう見えても、自分もおっさんくさい性格なので、意見は男性よりに傾くことが人生で多かったんです。
でもコレはいかん…。
月に2~3度の手出しで、「家事分担できてる顔」はいかん!
たとえ週2~3回の手出しであっても、上記レベルじゃ…
ウンコ後のお尻ふきの、仕上げは奥さんにふいてもらってるのと一緒です。
つまり、奥さんからすると…
- 料理だけされて後片付けがされていない。
- 食器を洗われて、三角コーナーや排水溝のネットが替えてない。
- 風呂をスポンジでさーっと磨かれて、排水溝のゴミがそのまま。
- ゴミを捨てられて、替わりのゴミ袋がゴミ箱にセットされていない。
- 靴並べられて、玄関をはかれない。
- 掃除機をかけて、掃除機の中のたまったゴミフィルターが交換されていない。
これって「家事やった。」ではなく、
「家事の楽なとこだけやった。面倒で汚いとこは奥さんに残した。」が妥当な表現。
最後まで言おう!
「家事の楽なとこだけやった。面倒で汚いとこは奥さんに残した。」
「そして週末に気が向いた2個くらいやるだけ。
平日…つまり9割の家事は奥さんにまかせっきり」を、
まずは自覚してほしいんです!
そこからだと思うんですよ、夫婦仲の改善は!!!
…補足ですが…それでもぜんぜんやらない夫に比べたら、じゅうぶん素敵だと思いますよ。
そして、その分外で働いていたら、それくらいの手出しでもいいと思うんです。
ただ「俺は家事やる夫だ」と自称するのではなく、「ほとんど任せきり」と思っておくことが大切ってこと!
家父長制のイデオロギーが奥さんにのしかかる現代
わかってますよ、細かいですよ。
ねちっこいですよね笑。
でもねー家事そのものよりも、「できてないのに出来てる顔してるドヤ」が積み重なると、しんどいんです、本当。
家父長制の名残が奥さん側にものこってるから、
家事をちょっとやってくれただけでも「夫をほめてのせて感謝して…」
ってやってきたけど、しんどかった。
だって心は違うこと考えてるから。
「汚いとこだけ残さないで!わたしは毎日全部やってるんだよ?!」って思ってたから。
家事ひとつでも、女は「やって当然」男は「ほめられて乗せられて天狗」の風習で、
女の心は日々死んでいきます。
そうか!!!
「あなた(奥さん)さえうまくやれば、旦那とうまくやっていける」(ほめる、立てる、転がす)
っていうアリガタイお言葉が、なんでイラつくのかと思ったら、
「あなたがミニスカートを履いたり満員電車に乗らなければ痴漢されない」
っていうクソバイスと、
根本が一緒だからだ!!— あっぷっぷ☀️(赤子1歳)軽率なコメントします🎈 (@AndIloveImyme) 2018年11月27日
自分の家事を自分でやるのは当たり前
そもそも、その「楽な家事」にしても、やりもしない夫もいますよね。
それに比べたら、週に2~3回でも洗い物してくれる夫はずっと素敵です。
これも家父長制の名残だと思います。
しかしね…
自分の尻を自分で拭くのは当たり前でしょ?
自分のご飯を毎日毎食自分で用意するのも当たり前なんです!
自分の汚した家を、自分の手で掃除するのも、当たり前なんですよ!
「おいー夕飯何?」ではなく、「夕飯何にしよう(自分で考える)」が当たり前!
- 「週一で洗い物してる!奥さんを手伝った!」
- 「休みの日に掃除機をかけてやった!奥さんを楽させてやった!」
- 「俺はけっこう料理好きだぜ。こだわりのイタリアン作ったら、奥さんも子どもも喜んでくれた。ドヤ!」
(洗い物しない。飛び散った油を拭いたりもしない。)
…それは「奥さんを手伝った」のではなく、
やっと自分の尻を自分で拭くまでに至っただけなんです。
それも週に1回。
それも汚れ仕事残してたら、尻半分拭いてもらってるんです。
「結婚=尻を奥さんに拭いてもらう(家事全部奥さん)」の考えの方が、おかしいんですよ。
赤ちゃんが生まれたら?
ましてやそこに、まさにお尻を拭いてあげるべき存在の赤ちゃんが生まれたら…
赤ちゃんのお尻ふきどころか、赤ちゃんの生命維持に手一杯の奥さんの「夫」として、
自分の家事くらい、自分でやるのが当たり前だと思いませんか?
家事は「手伝う」んじゃなく、そもそも夫自身もやるべきことなんです!
家事育児を、妻に任せきりだと認める
こんなにしつこく、ねちっこく、いい続けるにはわけがあります。
女だけにわかる、特有の理由が。
それは…「自分は家事を奥さんに任せきりと認めてくれたら、頑張る意欲につながる」からなんですよ!
好きで結婚した相手なので、
頑張りを正当に認めてさえくれれば、
尽くす喜びも生まれるんです!
だから夫さんはまず、「本来なら自分でやるべき家事負担のほとんどを、奥さんに任せきり」
ってことを認めてはいかがでしょうか。
共働きなら、外に働きに出る負担は一緒。
どんなに週末家事に手を出したとしても、平日も週末も夜中も早朝も、休まずに家事労働に追われている奥さんの比ではないと思うんです。
それが「悪い」って話しじゃない。
旦那さんもめいっぱい、外で残業とかしてるなら、家事できなくても仕方ないですもん。
「自分はほとんどの家事を、奥さんに任せきりである」って、
認めるだけで良いんです!
それだけで、なぜだかわからないけど、奥さんの心の負担がふーーーーっと、軽くなるんですよ!
頑張っていることを、この人は見てくれてるんだって思うだけで、涙が出るほどうれしいから。
支える価値のある人だなって思えるんです。
家事したくないなら、替わりにコレ!その1
更に、奥さんの頑張りを、世間に向かってアピールするのは有効的!
「世間」って、親戚とか他のご夫婦とかスポ小で会う保護者とかね。
奥さんいない会社で言っても意味ないから、奥さんの耳に入る周囲の大人にいいましょう。
奥さんをほめる人って結婚してからもモテる人多い気がします😊
最愛の妻って私が言われてるわけじゃないんだけど
なんか幸せな気持ちになる☺️♥️— SAYA@お昼寝ブロガー (@tantan_tan3) 2018年8月30日
「俺は週末にちょっと手出しするだけで、妻が1人で家事も育児も頑張ってくれてるんですよ」
って言える男性が、ほんとにほんとに素敵だと思います。
そんな旦那さんなら、一生大切にしようって、
多くの女性が考えるのではないでしょか。
でもまあ、料理を理解しないとか、なに食べてもリアクションがおんなじ的な旦那は、
結婚最初の段階で嘘でもほめるくらいの教育を施さないと、一方的に奥さんがすり減る。
とは思った。
— バルク大山 (@atrauce) 2019年1月29日
家事も育児も一生苦手でも、下手でも、汚いとこを奥さんに任せてもいい!
その代わり、「俺の奥さんは1人で全部やってくれてるんだ!本当に頑張ってくれてる、良い奥さんだ!」って言ってください。
結婚して以来、カピカピに乾いてしおれた植木鉢に、水をたっぷりとあげるのと一緒。
自分の頑張りを認めてくれる。
誇ってくれるこの夫を、一生大事にしたいって、奥さんも思いますから。
くどいようだけど、ちゃんと奥さんの耳に入るようにほめてくださいね。
奥さんいないとこで褒めても、奥さんの心は満たされませんから。
家事したくないなら、替わりにコレ!その2
ちょっと復習していきます。
- まず、夫は「自分が家事できないことを認める」
- そして「奥さんがほとんどの家事を負担してくれていることを認める」
- それを世間に向かって「俺の奥さんはほとんど家事を1人で頑張ってくれてる」とアピールする
この3つで、概ねの離婚は回避できるんじゃないかなって思います。
頑張りを認めてくれる人は、奥さんの方も大切にしがいがあるから。
ワンオペ育児が原因の離婚、のはなしね。
しかし…
よく考えると物理的負担は、依然おくさん1人にかかってるわけですよね。
でも旦那さんは、家事したくないorできないってことですよね。
いつか積もり積もって…
「褒めてばっかじゃなくて、やってよ!」
って奥さんが爆発しかねない。
そこで、共働きで、奥さん1人に家事をしてもらいたい男性が、離婚に至らないためにやるべき有効な方法をお伝えいたします!
それはずばり、家事代行サービスです!
月に1~2回でいいから、プロの手で家をきれいにしてもらうだけで、奥さんの実質負担がめっちゃ楽になるんですよ!
家事代行のポイント
上の「家事の達人」は浴槽・キッチン・トイレなどを1回90分~120分で劇的にきれいにしてくれておすすめ。
1箇所につき、約90~120分で、料金は約12,000円くらい!
月に1度の利用で、1回に1箇所で十分です!
「汚い⇒きれい」は大変。「きれい⇒きれい」は楽!
- 「汚い⇒きれい」は重労働
- 「きれい⇒きれい」は簡単!
「きれい⇒きれい」ならば、家事代行の掃除のあとに、
旦那さんが適当に(笑)さっとうわべだけ拭くだけでも、きれいキープできるんですよ!
「排水溝とか汚いところはやらないし・・・!」
なんて、家事手伝ったにも関わらず、文句を言われることもなくなります!
もちろん、「きれいキープ」は奥さんにとってもものすごく楽!
「月に1度、プロが徹底的にきれいにしてくれる」ってだけで、普段の家事も気を抜けるんです!
家事やりたくないけど離婚したくない旦那さんに効果的すぎる!
どうあっても家事が苦手。
でも奥さんを大切にしてて、離婚したくない気持ちがある方は、
月に1度の家事代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
「家事代行サービス」+「俺の奥さんはがんばってくれてる!」で、
共働きのワンオペ育児による離婚危機は、概ね回避じゃないでしょうか。
まとめ
私は、夫婦生活がなぜ上手くいかなかったのか、
その原因が、自分にも元夫にも重く影をおとしていた「家父長制」にあると思っています。
そして、離婚してから、家父長制に苦しんでいたのは自分だけではなく元夫も同じだと思いました。
「外でしっかり働いているのに、なんで俺が責められなきゃいけない」
ってよく言われてたな~
「こっちも外で働いてるよ?」
と言い返してて、感情的まっしぐらだった。
反省ばかりの結婚生活だけど、学ぶところは多かったです。
わたしの経験と記憶が、一つでも多くの離婚を防げたらと願います。