妻に嫌われている…そう感じることのある男性は、はっきりいって離婚一歩手前です。
裏では妻が、夫を捨てる準備を進めているかもしれません。
今回は、裏で着々と離婚準備を進めていた妻の視点から、
「妻に嫌われたのは、これが原因だと思うよ?」と、
「こうすれば離婚されずにすむかもよ?!!」の5つの方法を紹介いたします!
ワンオペ育児が消滅し、家事分担が一般的になれば、こんなことで悩む夫もワンオペ育児に疲弊する妻もいなくなるんですよね。
も・く・じ
妻に嫌われた夫の特徴
1.妻に汚物処理をさせ続ける
男の子の時代から、男性は母親に色々とゆだねてきている人が多いんですよね、多分。
- 脱いだものを脱ぎっぱなし。
- トイレ汚してもふいたことない。
- 靴下を裏返し、または「クシュ」と脱いで縮んだ状態で洗濯機前に投げる。
- 靴をそろえたことない。
- 落ちているものを拾わない。
- 取ったものを元の場所に戻さない。
- 何かこぼしても濡れふきんやウェットティッシュでふかない。
- タンを吐いた後、自分で排水溝を洗わない。
まだまだいくらでも出てくるけど、基本的に女性は言われなくてもやることで、男性は言われなきゃ意識すらしないことが多いかな~と思います。
うちの元夫は、何度言われても、衛生度の低さを直す気が全くなく、離婚まで続けられました。
離婚協議中、「同居しつつも自分のことは自分で」と約束した後でも、毎日便器を磨かされました。
大嫌いな人の便器掃除、最悪ですよ。
かといって、汚いままの便器はもっとイヤダ…私がやるしかない。
キッチンで洗い物をしていたら、梅干の種をシンクにペッと吐かれたこともあります。
それを手で拾うのは、離婚協議中の相手であるってまるで考えていないんですよね。
相手(妻)に「汚いことさせて悪いな」とみじんも思ってないんですもん。
ただ、元夫への文句が言いたいわけじゃなく、
それを悪気なく無意識でやることが身につきすぎているってことが怖いな、と感じていました。
「結局は許して、静かに掃除してくれるんだろう?」という無意識の甘えがあるな~と感じてたんです。
15年一緒に暮らし続けて、説得だけじゃ直らなかったこれらの不潔さの原因はなんだったんだろう?と今だに考えます。
2.妻を母親扱いしている。
私がたどり着いた答えは、「妻=母親だと思われている」「妻=母親同様に無条件で受け入れてくれると思い込んでいる」ってことです。
私だけじゃなく、周囲のママにも同じように感じている人がものすごく多い!
たいていはあきらめて、夫の「汚物処理班」から、子どもが巣立ったら逃げてやろうと思ってたりするんですよね。
そして、熟年離婚を切り出したら夫側は「なんで?」とか言うんですよ。
いやだといい続けてるのに、汚物処理をさせ続けるからだよ。
妻は母じゃないので、汚物処理面で心の広さを求め続けられても困ります。限界があります。
自分の汚したものは、最低限、自分で処理&掃除しましょう。
3.女が「がんばりすぎる性質がある」って知らない。
女。
ってだけで、数年間、仕事+家事+育児+炊事を文句言いながらも一手に引き受けてがんばってきました。
それもなぜか「いつも笑顔のママがいい母親」みたいな縛りまで加えて、汚物処理しながら笑いたくないのに無理してニコニコ。自分で自分を追い込んでいました。
もちろん、無理があるのでガタがくるんですが。
寝ないタイプのわが子たちだったので、睡眠不足で数年間そううつ状態に。⇒病院行く暇すらない…。
コレをみて(みてないのかも)、夫は無関心。
というか、笑顔でニコニコ楽しそうにやっていると思い込まれている…?ってことが、離婚が決まった後に判明。
同じように、女性が仕事も子育ても生き生きとやっているように見えるからと、
放置している旦那さんは注意してください!
だまされちゃダメですよ。
女性も「いい母でありたい」「理想的な妻でありたい」という欲望があり、自分をブーストして笑顔でがんばりるからです!
特に子どもがいると、楽しそうに盛り上げてかなきゃやってけない。
子どものために楽しく平和な家庭を作らなきゃ行けない!というプレッシャーも加わります。本音ではないんです。
家事育児に仕事までしていたら、中身は疲労しきってドロドロです。
「つかれた~誰か変わってくれ~誰かやってくれ~私も仕事から帰ったら、ビール飲んでソファーでダラッとしたい!なんで同じように仕事してるのに、子どもの送り迎えやご飯作るのや洗濯掃除が当然のように、『女の仕事』なの?」って。
「育児+家事+仕事+炊事」をやってる女性は、基本的にいっぱいいっぱいで、限界すれすれだと思ってください。
限界すれすれなら、「助けて」って言えばいいじゃないか!
って、男性は思いますよね?元夫もよく言ってました。
何で言わなかったのか?
4.家事は「女がやるもの」と思い込んでいる
コレは男性だけではなく、女性も同様に「家事=女性がやるもの」って固定観念があるからです。
日本だから?わからないけど、私も結婚してから仕事+子育て+家事+炊事を、自分の負担と思い込んでがんばってきていました。
身体と心が壊れるまで。
家事は、女がやるものではありません。
家事は、「自分のことを自分でやる」のが当たり前。
女がやるものと決め込んで
「手伝ってやろうか?」
「俺は家が汚くても平気だよ(掃除サボっていいよ)」
と優しいつもりで奥さんに声かけている夫は要注意。
優しいつもりのそのセリフは完全に上からの物言い。
妻という名の召使に、「優しく仕事を減らしてやってる」態度は、
積もり積もって嫌われます。⇒離婚
5.妻の話しを聞いていない(覚えていない)
女は話してストレス解消する生き物。
話すのが大好きなんです。
そして一日中子どもと過ごしていると、帰ってきた夫と「やっと大人の話ができるー!」て開放感からしゃべりまくり。
女の私でも、「興味ないけど」てことをずーっと話し続けるママ友とか、ちょっと疲れるし流して聞いちゃいます。
つらつらとオチのない話しをする妻を、「めんどくせー」と遠ざける気持ち、わからなくもない。
けど、子どもが生まれてからホンの5~6年のしんぼうです。
そのうち話し相手は夫⇒子どもに移行しますから、子どもが小さいうちだけでも奥さんの話しを聞いてあげてください。
そしてせめて、妻の話に登場する人物名くらいは記憶してあげてください。
面倒に思えても、「話しを聞いてくれる夫」「私の知人の名前を覚えてくれる夫」って、高い確率で「素敵な人」となるからです!
女の7不思議の一つですよ!
6.家で愚痴ばかり言う
- 「きたねー部屋だな」
- 「疲れてるのに」
- 「ご飯できてないのかよ」
- 「一日家にいるくせに」
疲弊しきっている上に、どれだけやっても「終りがない」のが子育てと家事炊事。
ちょっと休みたい…。
と思ってもたたみかけられる夫の愚痴で、妻としてちゃんとしなきゃ。
と奮い立っても疲れはたまります。
何で自分の住む家くらい自分で掃除せずに、
召使のようにわたしにばかり押し付けてくるんだろう?
と奥さんに離婚を決意されるのがいやならば、基本的に1日仕事をした夫以上に妻が疲弊していることを理解しましょう。
奥さんの立場に感謝と敬意を持つことで、不要な愚痴は出てこなくなるはずです。
7.家事育児に対する感謝の気持ちを言葉にして伝えない
心の中で「いつもありがとう…」とか思ってても意味ないですからね?
家事育児の感謝は、言葉にして奥さんに伝えてください!
女性は基本的に会話すき、言葉すき!の性質があります。
心の中で思ってるけど言わない=感謝されてない、と感じちゃいます。
「いつも家事を頑張ってくれてありがとう。」と、伝え続けてあげてください。
8.外面だけ保とうとする(内面はどうでもいい)
夫婦でいる価値がないと奥さんに捨てられる夫の多くは、外面だけ保とうとする人。
外でイクメンのふりをして、奥さんや子どもに優しくしてるそぶりを。
家に帰ると「あーつかれた」とスグにゴロゴロ。
風呂はいってビール飲んで、テレビ見る以外のことを、すべて奥さんに任せきり。
他人に「いい夫、いいパパ」と思われたらミッション完了、みたいな?
名を取って実を捨てる、こうしたやり方は、人間を小さく見せます。
横で氷のようにさめていく奥さんの冷気を感じていただきたい。
自分が選んだ夫の器のあまりの小ささに、結婚指輪を売ったお金でエステでもいきたい気持ちになりますよ。
逆に「実」を取って「名」を取らない、黙々と手伝ってくれる夫は、世間からは「無愛想ね。話しにくい」と思われても、奥さんからだけは一生大切にされます。
そして女は話し好き。
100%、他の人に「うちの人は実を取って名を取らないタイプ。家ではめっちゃ大切にしてくれるよ」と話します。
逆の「器小さい」バージョンも、世間にバレバレですから。
同じタブーを犯していても、妻から捨てられない夫
上に挙げた8個の「妻に捨てられる特徴」を備えた人でも、不思議と妻から慕われて、捨てられない人がいます。
- 妻に汚物処理(汚い掃除)をさせ続ける
- 妻を母親扱いして甘えすぎてる
- 女の「頑張りすぎ」を見抜けずに見過ごす
- 家事は女がやるものと決め込んでいる
- 妻の話を聞いていない
- 家で愚痴ばかり言う
- 家事育児に対する感謝の気持ちをことばにして伝えない
- 外面ばかり気にして、家の中では怠ける
これだけ文章で見るとすごいでしょ。
けど、これらのすべてをしても尚、奥さんから離婚されない男性もいるんです。
それぞれの性格にもよりますが、彼らは「押さえるべき点を押さえている」んですよ。
以下にそれらを紹介するので、奥さんに離婚されたくない男性は要チェックです!
キャッチボールとしての会話がある!
どんなに家事育児負担を押し付けられても、気の合う夫。会話が盛り上がる夫の存在は貴重です。
基本的に奥さんとよく会話する男性は、離婚されにくいですよね。
会話が多いと内面が見えます。
また、口数が多いと「いつもありがとう、任せきりで悪いな」なんて感謝の気持ちも伝わりやすいですからね。
ことばや態度で感謝されると、奥さんも「まいっか」って気になることもあります。
奥さんが過去に話した内容を覚えている!
奥さんのほうも「どうせ夫は自分の話しなんて聞いていない」と思って、それでも話したくて話しかけている人が多いんですよね。
聞いてなかろうが、話したい。
女性はそれほどに話し好きな生き物なんですよね。
「どうせ聞いていない」と思い込んでいた夫が不意に、「お前がこないだ話していた…」と覚えていることが発覚すると、奥さんは妙に嬉しくなります。
自分が受け入れられている。
自分をちゃんと受け止めてくれている、と感じるんです。
奥さんの会話をしっかりと覚えている効果は大きく、もてる男性とかはわざわざ女性の話した内容をメモするなどして記憶しておくらしいですよ。
是非実践してみてください!
前向きな発言が多い!
夫と妻、というよりは人として。
前向きな発言をする人の周囲に人は集まりますよね。
不安になったり後ろ向きに悪いことばかり考えちゃったりする時に、前向きな人の存在には救われます。
前向きなことを言う人って、ことばだけじゃなく中身も前向きで、常に最善の道を進もうとするパワーがあります。
たとえ家事やらずに甘えられたとしても、「こんなに前向きな人生を送れるのは夫のおかげ。支える価値がある」と思う奥さんが多いと思います!
感謝や愛情を実際の「ことば」で発する
- 「いつも家事を1人でやってくれてありがとう」
- 「子どもをしっかりと1人で見てくれて、とても助かってるよ」
- 「いい奥さんをもらったと、いつも思っている」
奥さんは給金をもらって雇われている召使じゃありません。
召使仕事をして当然と思わないでください。
家族のために、常に家事労働に従事する存在は、どの家庭でも必要です。
そうして身を犠牲にして、家事労働を黙々とこなしてくれる奥さんがいるからこそ、家庭が守られているのではないでしょうか?
毎日毎日休むことなく3食を準備し続け、掃除し続け、子どものそばにい続けてくれる奥さんあってこそ、生活できていると感謝したことはありますか?
その感謝の気持ちをことばにして、是非伝えてみてください。
そのことばをもらってやっと「報われる」からです。
「俺だって休みなく働いているのに」は、もちろん夫の心に芽生えるでしょうが、善行は己から、是非始めてみてください。
「夫はちゃんと頑張りを見てくれてる。」って奥さんが感じることが、とてつもなく重要なことだからです。
いざというとき頼りになる!
人生で何度も訪れるピンチ。
ピンチの時に人間性はでますよね。
普段はグースカ寝てばっかりでも、
夜中に赤ちゃんが急に発熱した!パパどうしよう??と奥さんがうろたえた時に、
- 動揺している奥さんに「大丈夫」と声をかけて、
- 車のエンジンをかけ温めておき、
- 車に毛布を準備して、
- 赤ちゃんの保険証と母子手帳をさっと準備し(場所知ってますか?)、
- 奥さんに着替えるように言って、
- 赤ちゃんを心配してオロオロする奥さんをなだめ、
- 救急に電話して状況を伝え、指示を仰ぐ。
こんなパパがいたら、絶対離婚されないと思いますよ。
普段怠けてても、やるときはやる。
実は、普段はあえて怠けてるだけで、本当は赤ちゃんの急な発熱に対する予備知識をすっかりと身につけているのさ!
保険証のありかも、もちろん知っているのさ!
ってとこが「いざというとき頼れる」タイプ。
オロオロする奥さんの代わりに、いざ救急病院についた時に「赤ちゃんのマスクも持ってきたからつけよう」と、自分と奥さんと赤ちゃん分のマスクを持ってたりすると尚GOOD。
人生に急に訪れるピンチに、落ち着いて家族を誘導して行動できる人は、普段怠けていても捨てられません。
まとめ
- 妻に汚物処理(汚い掃除)をさせ続ける
- 妻を母親扱いして甘えすぎてる
- 女の「頑張りすぎ」を見抜けずに見過ごす
- 家事は女がやるものと決め込んでいる
- 妻の話を聞いていない
- 家で愚痴ばかり言う
- 家事育児に対する感謝の気持ちをことばにして伝えない
- 外面ばかり気にして、家の中では怠ける
- 夫婦の会話が盛り上がる!話しが合う!
- 奥さんの過去の話しをきちんと覚えている
- 前向きな発言が多い
- 感謝や愛情をことばでしっかりと伝える。何度も。
- いざというとき、ピンチに頼れる!
さいごになりますが、修復しようとしてもすでに手遅れバージョンもあります。
そんなときは…
…
せめてさいごの離婚手続きくらい、またまた奥さんに丸投げせずに、夫が指揮を執って平等にやってあげてくださいね。
以下の記事もご覧ください。
もやもやしていた、私の心理状態がはっきりと明示され、すっきりしました。そうだ、そうだと共感しながら読みました。これをそのまま旦那に読ませるか?いや、もう遅い。もっと前の段階で読ませるべきでした。というか、なぜ、男性は気づかないのでしょうか、ここまで嫌われるのか。確かに甘く見すぎていますよね。女性を。日本だけですかね、この問題は。みんな、結婚する前に一人暮らしをして、家事力を養うべきです。
ずぼら主婦様、コメントありがとうございます!
わたしも渦中にいるころはわからず、離婚後整理した内容を書いてみました^^;
ほんと、おっしゃる通り、家事力は性別にかかわらず必須と考える社会になってほしいですよね。
妻に嫌われた夫の特徴8つに、全て当てはまりませんが妻に嫌われています。家事は分担どころか私の方が多くやっています。部屋の掃除だって、子供達の送り迎えだって、洗濯だって、トイレ掃除だって、朝晩の食事の準備だって、子供達の学校への持ち物の準備の手伝いだって、何でもやっています。サラリーマンもしています。確かに忙しすぎて妻と話す余裕はありません。毎日ぐったりです。でも嫌われて感謝のことばもありません。それでも修復出来ないか模索していますが、そんな努力も虚しく思えてきました。どうしたらいいのでしょうか?
嫌われた夫さん、コメントありがとうございます。
>>「妻に嫌われた夫の特徴8つに、全て当てはまりません」
とのこと…まずは家事育児への参戦頼もしいです!素晴らしいです!そんな男性が増えていくことを願います。
人目にふれる記事なので敢えて書きませんでしたが、女性にとって夜の夫婦生活も大事です。パートナーの女性を愛して求めるお気持ちはあるでしょうか?自分を「女性として」必要としているのか「妻」という立場にいてほしいだけなのか、女性によってはとても重要です。
・女性として必要か?
・妻と夫、母と父としての役割を全うしたいか?(双方OKならそれでもいいと思います!)
・ほかに気持ちが向いているのか?
・夫による家事業務が大変で、それに対する感謝がないことに傷つけられていることを考えてほしい
など、時間を作って話しあわれるのが一番かなと思いました。
もしも万が一奥さんに響かなくても…お子さんたちはパパの無償の努力の継続を必ず覚えています。疲弊だけしてむなしく思える家事育児労働は、愛情を行動で示すお子さんたちのための行為です。素敵なパパでお子さんたちは幸せだと思います。
応援します!
この内容、その通りだなぁと思いながら読みました。結婚して30年、何のために結婚したんだろう。この記事プラス稼ぎも悪い、毎晩ジム通いやらやりたい放題されて苦労しかなかった。
結局、想像力とか思いやりが欠けてるんですよね。共働きじゃないとやっていけないくせに俺くらい稼いできてから言えと言われたこともありました。
話し合いしても反論してくるし、やると言ってた事もすぐやらなくなるし疲れました。
期待しても裏切られて腹が立つなら、黙って自分がやればいいとなり、黙ってこなして来ましたが物凄い怒りが溜まっています。
会話もないまま何十年も経ち、離婚したいなぁと考えてます。来年、子供が巣立つので。
周りの旦那さんが協力的な家庭は円満ですよ。
メロさま、コメントありがとうございます!
「こ、このコメント書いたのは私?」と思えるほど共感できる内容でした…
怒りがたまって当然だと思います!
お子さんが巣立つタイミングで、このまま続けるか、話し合うか、違う道を歩むか、ご夫婦で話し合われる機会があるといいですね。
メロさんの忍耐強さや長年の献身に、旦那さんが目を覚ましてくれるよう願っています!