これから出産を控えている女性は絶対に読まないでください。
この記事は奥さんが出産される男性に向けて書いた、出産の際の「最高のプレゼント」のお話ですが、
とても生々しい出産の表現を使っておりますので!
わたしは15年間の結婚生活の中で、
「あー男の人って、本当に出産のこと、わからないんだな」と思い知りました。
女の私だって、実際に体験するまで知らなかった。
けど、本当に奥さんを大切に思って、気持ちを労わっていたら、
出産を経験していない男性も、出産がどんなものかわかるんですよね。
1つのツイートを見て、
奥さんへの深い愛と、
現実から目を背けない強い心に、
感動しました。
取り急ぎご報告です
実は2か月前、妻が大ケガをしました
今精神的に不安な女性は見ない方がいいですマジで。
ただこれからパパになる方、
既に父親の方は見て欲しいです🎈少し長いですが1度だけ目を通して下さい。#パパサロン pic.twitter.com/JNr076YEzf
— なおやん🍼39w→1m 0歳育児パパ (@naoyanpapa) May 22, 2019
も・く・じ
妻が全治8ヶ月の大怪我?!!
ツイートでは、冒頭文から「妻が全治8ヶ月の大怪我!」とあります。
奥さんの怪我の様子もリアルに書かれていました。
- 激しい痛みで大声で泣き叫ぶ
- 骨はゆがむ
- 筋肉はちぎれる
- 器具をさしこみ内臓をかき回される
- 内臓にも損傷
- 1.2Lの大出血
ツイートされた方の奥さんは、このような大怪我を負われました。
怪我のあとの奥さんの様子
この大怪我の後、一命をとりとめられた奥さんのご様子も、細かくツイートされています。
- 全身の筋肉痛
- 貧血によるふらつき
- 歩行難
- 骨のゆがみ
- 尿漏れ
- 腱鞘炎
これらの症状によって、この方の奥さんはペットボトルの蓋すら開けられない状態だったといいます。
「なんて重症だ。よほど酷い交通事故にあったんだな」
と思いますか?
この方の奥さんは、交通事故にあわれたのではありません。
大怪我の理由
そう、この方の奥さんは「出産」をされたのです。
多くの女性が出産によって同じ症状に。
もちろん、症状に個人差はあります。
けど問題は、その症状を見てみぬふりすること、ではないでしょうか?
大怪我から回復前の重労働
産後、赤ちゃんがかわいくてかわいくて、
ママはついつい頑張っちゃいますよね。
授乳はもちろん、オムツに洗濯に料理に掃除に。
家にいると、いやでも目に入る家事業。
やらないわけにはいかないって思って、私も産後は一生懸命やってました。
貧血、歩行難、出血、乳腺炎で高熱…
だからといって、私の場合は代わりが誰もいなかったから。
同じ環境で産後の育児と家事をされてる女性は、今でもたくさんいらっしゃいます。
妻が大怪我した時の元夫の行動
- 毎日出された食事を食べる
- 洗濯機に物を投げ込む
- 「靴下洗ってないの?」とか
- 基本、床のものは拾わない&散らかす
- たまーにベビーベッドを覗き込んで「かわいいな~」と。「俺って親ばかだな~」と。
毎日、出された食事を当然のように食べ、洗濯機に物を投げ込み、
部屋を散らかす元夫に違和を感じたのも出産後。
でも本人に、悪意も全く感じない。
「妻=家事やる人」って思い込みが定着しすぎてて、
出産しようが大怪我しようが変わりませんでした。
そして多分、「出産=勝手に回復するでしょ?」って思い込み。
産前と同じように家事を妻1人に任せることに、何の罪悪感もなかったんだと思います。
夫は仕事をしてくれているのだからと自分に言い聞かせていたけど…
これ、上のツイートのように、「出産」じゃなく「大怪我」でやってるとしたら、って考えると、胃が痛くなりませんか?
大怪我した人に、毎日のご飯を作らせて、買い物に行かせ、掃除と洗濯を当然のようにゆだねる…。
だから「元夫ひどいでしょ?」が言いたいのではなく、
男性とは、本当に出産がどんなものかを知らないんだな、
って心の底から感じたってことです。
出産の後、夫がやるべきこと
出産は、大怪我をするのと同じです。行動で、そして言葉で、奥さんを労わってあげてください。
わたしは男性全般に文句とか言いたいわけじゃないし、
元夫への恨み言を「酷いでしょ?わかってほしい~」ってわけでもありません。
憎しみとか悔しさとかって、風化するからです。
離婚できたことと、離婚後の時間が、恨みも苦しみも風化してくれました。
ただ、風化しないのは、身体の痛みが心の痛みとして記憶に残っている場合。
産後、たち歩いて家事育児を一人でやったという辛さは、
忘れようと思っても忘れられないんです。
子どもの成長を見守って、側で支え続けたいのに、
私はこの出血の中の重労働によって死ぬんじゃないかと、恐怖でパニックに陥っていたからです。
だから、今後奥さんが出産を控えている男性には、どうしても知っていただきたい。
出産は、大怪我をすることと同じなんだって。
大怪我をした奥さんを、どうか、ことばだけでもいい。労わってあげてください。
出産後、夫から妻へのプレゼント
わたしも離婚して以来、フル仕事。
例えば私が男性だとして、奥さんが出産したとしても、急に休めないんですよw
だから、仕事を休むことが出来ないって男性のお気持ちはよくわかります。
ならば産後の奥さんへ、以下のことをぜひ、してあげてほしいです。
- 妻が大怪我をしているものと考え、ことばで労わってあげてほしい!
- 夫ご自身や、親類の方の家事炊事の手伝い…手伝いというか、全部やってあげて欲しい!
- 最低1ヶ月は、赤ちゃんと奥さんを布団に寝かし続けてあげましょう。
- 「頑張らなくていいんだよ!」
- 「元気でいて欲しいから。」
- 「赤ちゃんとゆっくり寝ていて!」
- 「今は何が何でも休むべき時だよ」
そんなこと、言われてみたかったなーw
って想像しながら書きました。
ゆっくり休めたら、心の栄養補給もばっちりで、産後みるみる回復できると思います。
間違っても…。
- 「1日寝てたの?」
- 「1日中家にいて、何で部屋が汚いままなの?」
- 「ご飯は?」
言わないでくださいね…
「私の家事力を当てに結婚したのか…」と一生のトラウマになりますから(涙)。
ごめん、自分でも根に持ってやだなぁと思いつつ、10数年後の離婚時に、「やっぱり出産後のアレが許せなかった」と決定打になりましたw
産後、夫婦円満の秘訣
あれから10数年…
曲がりなりにも突っ走ってきて、思うわけです。
「あのとき、夫がどうしてくれていたら、その後どんな困難があっても、やっぱり夫と一緒にいたいと思うだろうか」と。
そして、今から出産される若いご夫婦のために考えました。
- 「ことば」で労わって欲しい
- 家事をしてほしい
- 家事できないなら、家事できる人に助けをセッティングして欲しい
ポイントは「妻を労わることば」と「実質的な家事力」です!
家事力です!
家事力ですよ、必要なのは!!!
バーちゃん、かーちゃん、妹さん、お姉さん(女性ばっかりなのが痛いw)猫の手もかりて総動員でお嫁さんを支えましょう!
家事力あれば、男性でもOKですよ!
それでも誰の助けも得られないなら、家事の達人です!
↓↓家事の達人は全国どこでも対応!
産後家庭の助けになります!
1回だけでも5,000円とか、それほどかかりません!料金や時間など詳しくは以下のリンクから!
家事代行サービスはお金はかかりますが、プロの掃除やさんがやってくれるから、
産後に夫が頑張ってやったとしても、やり残したすき間をしっかりとフォローしてくれます!
自治体のファミサポなどを利用しても、もっとリーズナブルな料金で家事代行サービスを受けられるから、
是非産後のママを助ける気持ちで調べてみてください!
さいごに
わたしは離婚した。
それだけで、「円満夫婦をねたんでんだろ?どうせ!」みたいな対応をされることが、たまにあります。
主に男性陣にw
そう、なんか世の夫たちは「大人しく家事に従事しないからいけないんだオマエ」的に見てくるんですが、
そんな夫のお嫁さんたちはこぞって、
「いいなぁ、離婚できて…うちも子どもさえ大きくなったら…」って反応w
年配の男性って基本的に、女性に常習的に酷い態度をとっていることの、自覚に欠けている方が多いんですよね、なぜか。
もしかすると、世代によって違うかもしれませんね。
このツイッターを書かれたパパ世代は、明治や昭和とは違います。
家父長制で、「男=偉い」って風習が反映されにくくなってる世代に思えます。
こういうツイートが大拡散されて、
出産後に家事労働に酷使される女性が減ることを、心から願います。
ツイート主様、心温まるツイートと、記事掲載許可を、ありがとうございました!
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